皆さんこんにちは!
セミナー事業部の木村です。
宜しくお願い致します。
私のブログでは
実際に治療をしていて経験して感じたこと
学んだことなどを発信していきたいと思います。
さて早速ですが
自律神経を整えるのに大切な事はなんだと思いますか?
食事や睡眠、ストレッチ、運動など
色々方法はあると思いますが
何をするにも共通する
誰でも出来る!
あることがあります。
それは
『呼吸』です。
普段 何気なくしている呼吸ですが
実は自律神経に大きな影響を及ぼしています。
人は、ストレスを感じると
交感神経が高まり 無意識のうちに呼吸が浅くなります。
一方で
深くゆっくりとした呼吸には
副交感神経を高める効果があります。
深い呼吸は
血管の拡張・収縮を助け
全身の血流を改善させてリラックス効果を高めます。
つまり
自律神経を整えるには
深い呼吸を意識することが重要になってきます。
そこで
患者さんに是非伝えてほしい
『呼吸法』をご紹介します。
『(吸う)1:(吐く)2』
でゆっくり呼吸を行うことです。
鼻から3秒かけて息を吸い
口から6秒かけて息を吐く
これを繰り返します。
そうすると
徐々に呼吸も深くなり
リラックス効果を得られるようになります。
こんな時に呼吸法を実践してみましょう!
・眠る前
・集中力がない時
・イライラした時
・緊張した時
意識をして呼吸法を行うことで
頭も気持ちもスッキリします。
患者さんの中には
身体が硬くなり
姿勢が崩れ
深く呼吸をしにくい
と訴える方もいらっしゃると思います。
そんな時に効果的な施術をご紹介します。
上半身をメインにほぐすことはもちろん大切ですが
・胸郭部
・頸部
・腹部
上記の部分やその周りの組織を
特にしっかりアプローチしましょう。
呼吸をするのに使う筋肉がほぐれることで
呼吸がしやすくなります。
猫背や前かがみの姿勢は
呼吸が浅くなる原因となります。
患者さんにもしっかり伝え
深い呼吸がしっかりできるように
背筋を伸ばすように促しましょう。
呼吸以外にも
自律神経を整えるのに
効果的なことをいくつか紹介します。
・朝起きたらコップ一杯の水を飲む
➡水が胃腸を緩やかに活発にし サラサラな血液を循環させる
・入浴は 39℃~40℃のぬるめのお湯に浸かる
➡一番血流の良くなる温度
※42℃以上は交感神経が急激に上がり血管が収縮してしまう
・3食を決まった時間に取る
➡腸に適度な刺激と休息を得るのにベスト
・日常生活の中で運動する機会を増やす
➡階段を使うなど
適度な運動は身体面も精神面の健康にも効果があります。
他にも色々自律神経に効果的な事はあると思いますが
『呼吸』は
誰でも簡単に行うことができます。
自律神経をしっかり整え
患者さんがより良い生活を送れるように
参考にしていただければ幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
木村 美央